2019年8月19日月曜日│くりもやドクターコラム
高校野球を観て
今年の2019、滋賀県高校野球大会決勝 近江高校VS光泉高校1対0で近江高校が勝利し、2年連続14回目の夏の甲子園出場を決めました。
2018、全国高校野球甲子園大会 準々決勝、近江高校VS金足農業高校 9回ウラ金足農業の攻撃。 2-1で近江リード
ノーアウト満塁の場面で9番バッターへの3球目の低めのストレートを、、、スクイズ!(2ランスクイズ)で近江高校がサヨナラ負け。 滋賀県の野球好きならこのシーンをまだ覚えている方は多いのではないでしょうか?
僕はこの試合をテレビで観ていて、同じ滋賀県民として悔しかったのを覚えています。
その試合の最後のバッテリーは当時2年生でした。
そして、今年そのバッテリーはそれぞれエースと4番正捕手となり、今年の夏の甲子園に戻ってきます。当時の甲子園を経験したメンバーは今年の夏、バッテリーを含め6人いるそうです。
ただ、それだけこの1年間、バッテリーを中心に近江高校野球部としてかなりのプレッシャーがあったと思います。その中で2019春の近畿大会優勝、夏の滋賀県大会優勝と素晴らしい成績を収めました。
勝って当たり前の中で、しかも一発勝負の高校野球で勝ち続けるのをみて、年は10歳以上離れていますが、純粋にすごいなと思いました。
歯科医師という職業は少なからず、炎天下の中、試合が終わる最後まで何があるか分からない高校野球と似ている所があると思います。(無理やりですが。笑)
まず、歯科医院は基本的に院長が休んだら、患者さんに迷惑をかけるのはもちろん、収入も減ってしまうため休めません。つまり体力勝負です。
今は患者さんが来ていて流行っていたとしてもこの先、患者さんが来てくれる保証もありません。
歯科医院は20年前と比べ、ただ開業するだけで患者さんが来てくれる時代は終わりました。歯科医院の数は増える一方で、日本の人口は2008年をピークに減少しています。さらに子供の虫歯の数も減少しています。
そんな時代の中、僕は歯科医院を親から引き継ぐので、なんとか医院が潰れないようにとプレッシャーがかかります。(高校球児のプレッシャーからしたら微々たるものですが 笑)
近江高校の甲子園での活躍を願い、僕も高校球児のように1日1日が悔いのないように過ごしていきたいです!
奥村歯科医院 奥村 和基