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2020年12月4日金曜日│くりもやドクターコラム

滋賀くりもやドクターコラム令和2年12月

将来の先行きが不安な世情の中、イヌやネコを代表とした家庭にて飼われているペットの愛くるしい表情に、心を癒される方が大勢いらっしゃることと思います。

さて、イヌやネコは何本の歯を持っているのでしょうか?

答えは、イヌは合計42本の歯を持っています。しかし、改良された種類のイヌの中には、42本よりも少ない歯の数を持つイヌもいます。

またネコは30本の歯を持ちます。同じネコ科の動物であるトラやライオンも30本の歯を持っています。

興味深い事に、カエルは上顎には歯がありますが、下顎には歯はありません。またトリは歯を持ちませんが、’くちばし’が歯の代わりの役割をします。

ちなみにヒトは乳歯は合計20本、永久歯は28本(親知らずを含めると32本)の歯を持ちます。

そしてイヌやネコ、我々ヒトを含む哺乳類の多くは、一生に一度だけ乳歯から永久歯に生え変わる二生歯性となっています。

それに対して魚類のサメは、鋭く尖った三角形をした歯が何列にも並んでいて、最表層の歯がダメになって抜けてしまうと下方に控えている歯がベルトコンベアーの様に萌出し、新しい歯として何度も生えてくるという多生歯性の動物です。

ヒトの歯は、サメの歯の様に何度も生え変わらないので、乳歯は勿論ですが一度生え変わった永久歯は、毎日の口腔ケアを丁寧にして、一本一本の歯を大切にして頂きたいと願っています。

 

参考文献:日本歯科医師会8020テーマパーク、神奈川県歯科医師会HP記事、オーラパールHP

みきや歯科 星合幹也

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