2015年3月1日日曜日 【くりもやドクターコラム】
現在、我が国において、インプラント治療の事は国民の皆様に広く認識された治療の1つです。
かれこれ、50年以上前に治療が始まり、入れ歯に変わる画期的な治療法として、研究、開発が進められてきました。
患者さんの立場からしますと、高額で保険の適応されない事、
治療には手術を行いますので術後の腫れや痛みについての不安等ハードルが高い治療のようです。
治療の例をあげてみますと。
もし、歯が1本喪失した場合の治療としては、
保険適応の場合は、歯と歯をつなぐブリッジや1本歯の部分入れ歯になります。
ブリッジの場合のリスクとしては、健康な歯を全面にわたり削り落とす必要があり、
1番硬い丈夫な部分を亡くしてしまう事、部分入れ歯のリスクとしては、
針金で固定、安定させる歯が長期にわたる使用で削れてくる事、食べ物が入れ歯に絡み付く違和感などがあげられます。
利点としては、安価に治療出来る事です。
世界の歯科事情としましては、1本歯が無くなるとインプラント治療になります。
何故かと申しますと、何故健康な歯を削ってブリッジにするのですか?と言うのが世界観です。
いずれにせよ、
どのような治療においてもかかりつけの歯科医師に相談され健康でより良い生活が送れます様願っております。
岩田歯科医院 岩田盛満