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2015年8月

2015年8月1日土曜日 【くりもやドクターコラム

滋賀くりもやドクターコラム27年8月

<インプラント周囲炎>という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

天然歯が歯周病になるのと同じように、インプラントも歯周病になります。

インプラントは人工でできたものなので虫歯にはなりませんが、残念ながら歯周病にはなります。

インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲の歯茎や骨が炎症をおこし歯周病が進行した状態のことです。

原因としては、毎日のケアが不十分であったり、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けていないことにより

歯周病の原因菌が増殖し、歯周病を発症したことがあげられます。

症状としては、歯茎の腫れや出血あるいは膿が出るなどといった天然歯で歯周病が

進行した時と同じような症状がみられます。

放っておくと重度に進行し、インプラントを撤去しなければならなくなったり、場合には

自然脱落してしまうこともあります。

最近では、歯周病菌が糖尿病や心臓病など全身疾患に影響をおよぼすこともわかっています。

このようにインプラント周囲炎を引き起こすと様々な悪影響をもたらします。

必ず歯科医院での定期的なメンテナンスを受けることをお勧めいたします。

お口は健康の入口ともいいますので、まずは、お口のなかの健康を保つことを心がけましょう。

 

 

おおたに歯科医院  大谷 令

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