草津栗東守山野洲歯科医師会草津栗東守山野洲歯科医師会滋賀県の草津市・栗東市・守山市・野洲市の歯科医師で構成する歯科医師会です
草津栗東守山野洲歯科医師会事務所
〒524‐0013 守山市下之郷3丁目2番5号
守山市福祉保健センター(すこやかセンター)
TEL:077‐581-3355/FAX:077‐581‐3370

2020年4月1日水曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和2年4月

【矯正治療の装置について】

歯並び、かみ合わせの矯正治療にはⅠ期治療(小児矯正)とⅡ期治療(成人矯正)があります。治療に使う装置の種類が非常に多いのですが、今回はⅡ期治療の装置についてお話しさせていただきます。

Ⅱ期治療は成人矯正と言っても実際に年齢が成人に達しているというわけではなく、親知らず以外の全ての永久歯が生え揃っていれば成人矯正として治療をスタートしていくことが多いです。平均的には12歳前後に永久歯が生え揃います。Ⅱ期治療では補助的に使う装置の種類が非常に多いのですが、メインで歯を並べていく装置は基本的には以下の3つです。

1.歯の表側につけるブラケット

2.歯の裏側につけるブラケット

3.マウスピース

この中の1つがメインで歯を並べていく装置となり、必要に応じて補助的な装置を併用させていきます。それぞれの装置の得意な、不得意な歯の動かし方があるため十分に検討して決めていく必要があります。

 

いしかわ矯正歯科 石川敬一

2020年3月1日日曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和2年3月

こんにちは。今回は乳歯について少しお話します。

 

特徴としては

①永久歯と比べるとエナメル質、象牙質の厚みが1/2程度しかない

②硬さも永久歯と比べるとやわらかい

③歯の表面から、内部の神経までの距離が永久歯より近い

④耐酸性が低い(虫歯菌による酸刺激に弱い)

 

その為、乳歯は永久歯より虫歯ができやすく進行も早くなります。歯の表面から歯髄(神経の集まっている所)までが近いので、虫歯を少し放置するだけで簡単に神経に達してしまいます。その結果激しい痛みを発生して、咬めなくなり、食物摂取が困難になります。

 

そうならない為にもかかりつけ歯科の病院で定期検診(虫歯の有無、歯磨きの状態及びブラッシング指導、フッ素塗布、食生活指導など)で受診される事をお勧めします。

 

つかだ歯科医院
束田 寿夫

2020年1月27日月曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和2年2月

みなさまは洗口液をお使いでしょうか。

歯磨きの後、口にふくんでクチュクチュと成分を行き渡らせることで、口臭の予防や口腔内の浄化、口の乾燥対策ができるものです。

私は、リステリントータルケアPLUS +という洗口剤を使用しています。唾液の分泌が減少して雑菌が繁殖しやすい環境になる就寝前や歯磨きの仕上げとして大変有効です。使用後はスッキリとした爽快感が味わえます。

ただ、歯垢は、洗口液だけでは除去できませんので、注意してください。歯磨きの代わりではなく、口腔ケアを補助してくれるものとして考えて使用してください。

野洲U歯科・矯正歯科
上原正典

2019年12月11日水曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年12月

皆様は噛みすぎてないでしょうか?

 

安静でリラックスした状態では口唇を閉じていても、上下の歯は少しだけ離れています。しかし昨今スマートフォン、パソコンの普及で無意識、無自覚に上下の歯を接触させやすい姿勢になりがちです。それ以外でも日常生活の様々な場面で何となく噛んでしまっていることがあります。

この、無意識かつ持続的に上下の歯を接触させる行為は、口腔環境に様々な悪い影響を及ぼします。

知覚過敏、咀嚼時の痛みや違和感、歯の破折、歯周病の悪化、顎の関節部の異常etc…

 

歯は噛むためのものなので、歯と歯を接触させていても身体に悪いとは考えにくいかもしれませんが、必要なとき(食事や会話など)以外に歯と歯を触れさせる行為はよくないことと考えてみて下さい。また、無意識にしてしまっていることが多いので、皆様自身が気にかけて意識していただかないと気付かないことがほとんどです。日々の暮らしのなかで気にかけていただき、もし歯を接触させていれば、鼻から息を吸い込み、口からふーっと吐き出した後、唇を閉じてみて下さい。おそらく歯は少し離れているはずです。

 

気になることがあれば、お近くの歯医者さんに気軽に尋ねてみて下さいね

 

にほ歯科医院
桔原 秀幸

2019年10月31日木曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年11月

歯科予防について

現在よく歯科予防の推奨をされていて、どの歯科医院でも定期的な検診を勧めている。検診の中には、歯周病のチェック、歯石取りも含まれているが、虫歯のチェックも当然行う。だが、この虫歯チェックが中々難しい。
実際、患者さんが検診で来院され、虫歯のチェックを行なって、虫歯がなしと報告した。しかし、次回の検診の時に虫歯があると、診断した。その時その患者さんは「この前、虫歯はないと言われたのに、今度はあると言われた。定期的な検診は必要なのですか?」指摘を受けた。確かに予防として検診に来ているのに、予防になってないと言われているものである。しかし、検診には歯周病の予防としてはあるが、虫歯の予防としては完全ではない。ただ、定期的に虫歯のチェックすることで、簡単に治療が済んだり、痛みを伴う治療をすることを多く防げると考えている。

草津いりえ歯科クリニック
入江 真之

2019年10月5日土曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年10月

歯ブラシの歴史

 

今回は歯ブラシの歴史をご紹介します。(諸説ありますのでご注意ください。)

 

紀元前5千年のバビロニアでは、食前に麻の繊維を指に巻き、歯の清掃をしていたと言われています。

紀元前3千年にはエジプトでは、小枝の先を噛んでほつれさせた『チュースティック』で歯磨きをしていました。

紀元前5百年ごろのインドでは、お釈迦さまが修行の最中に弟子の口が臭うことを気にして、『歯木:しぼく』を使って口の中を清掃することを戒律の1つにしました。

 

日本に歯磨きが伝わったのは、仏教の伝来の時で僧侶の間で習慣となり、公家や庶民へと広がりを見せていきました。

(それ以前も、実は縄文・弥生時代に、人々が歯を磨いた形跡が残っているという説もあります。)

 

現在のような歯ブラシは、中国で宗の時代(960〜1279年)に考案されました。

それは、牛の角、牛やラクダの骨などを柄に使い馬の毛を植えたものでした。

この歯ブラシの元祖が、シルクロードを経てヨーロッパに伝わったのです。

 

そして1935年にアメリカのデユポン社がナイロンを開発し、歯ブラシに使い世界中に広まりました。

 

その後、歯ブラシはヘッドの大きさや柄の形、毛の材質や毛先の形状など様々な進化をとげました。

 

現在では科学的、衛生的に進化した歯ブラシを簡単に手に入れることが出来ますが、磨き方によっては宝の持ち腐れになってしまいます。

 

くりもや(草津栗東守山野洲)歯科医師会所属の歯科医院では虫歯予防、歯周病予防のための歯ブラシの選択や、効果的な歯磨き法(ブラッシング法)をお伝えします。

みきや歯科

星合幹也

 

参考資料:神奈川県歯科医師会HP(歯の博物館)、ライオンHP、西脇工業株式会社HP

2019年8月30日金曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年9月

冷たいものがしみる

 

9月に入り、少しずつ和らいできたとはいえ、蒸し暑い日が続いています。

まだまだみなさんも冷たいドリンクを飲む機会が多くあると思いますが、こんな時に少しでも歯がしみると気になるものですよね。

 

冷たいものがしみるというのは、むし歯の症状としてよく知られています。

一方、むし歯が無くても、コマーシャルでよく耳にする知覚過敏によってしみている可能性もあるので、原因を自分で判断するのは難しいものです。

 

むし歯が進行すると、冷たいものを口に含んだ瞬間少ししみるという症状から持続してしみるようになり、さらに熱いものがしみるようになると、歯の神経をとる治療へと近づくことになってしまいます。

 

歯の神経をとることは歯の寿命を縮めることにつながりますので、少ししみるなあと感じたらかかりつけの歯科医院を受診し、早めにチェックを受けると安心ですね。

 

しもがさベリー歯科クリニック

長谷川 秀男

2019年8月19日月曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年8月

高校野球を観て

 

今年の2019、滋賀県高校野球大会決勝 近江高校VS光泉高校1対0で近江高校が勝利し、2年連続14回目の夏の甲子園出場を決めました。

2018、全国高校野球甲子園大会 準々決勝、近江高校VS金足農業高校 9回ウラ金足農業の攻撃。 2-1で近江リード

ノーアウト満塁の場面で9番バッターへの3球目の低めのストレートを、、、スクイズ!(2ランスクイズ)で近江高校がサヨナラ負け。 滋賀県の野球好きならこのシーンをまだ覚えている方は多いのではないでしょうか?

僕はこの試合をテレビで観ていて、同じ滋賀県民として悔しかったのを覚えています。

その試合の最後のバッテリーは当時2年生でした。

そして、今年そのバッテリーはそれぞれエースと4番正捕手となり、今年の夏の甲子園に戻ってきます。当時の甲子園を経験したメンバーは今年の夏、バッテリーを含め6人いるそうです。

ただ、それだけこの1年間、バッテリーを中心に近江高校野球部としてかなりのプレッシャーがあったと思います。その中で2019春の近畿大会優勝、夏の滋賀県大会優勝と素晴らしい成績を収めました。

勝って当たり前の中で、しかも一発勝負の高校野球で勝ち続けるのをみて、年は10歳以上離れていますが、純粋にすごいなと思いました。

 

歯科医師という職業は少なからず、炎天下の中、試合が終わる最後まで何があるか分からない高校野球と似ている所があると思います。(無理やりですが。笑)

 

まず、歯科医院は基本的に院長が休んだら、患者さんに迷惑をかけるのはもちろん、収入も減ってしまうため休めません。つまり体力勝負です。

今は患者さんが来ていて流行っていたとしてもこの先、患者さんが来てくれる保証もありません。

歯科医院は20年前と比べ、ただ開業するだけで患者さんが来てくれる時代は終わりました。歯科医院の数は増える一方で、日本の人口は2008年をピークに減少しています。さらに子供の虫歯の数も減少しています。

そんな時代の中、僕は歯科医院を親から引き継ぐので、なんとか医院が潰れないようにとプレッシャーがかかります。(高校球児のプレッシャーからしたら微々たるものですが 笑)

近江高校の甲子園での活躍を願い、僕も高校球児のように1日1日が悔いのないように過ごしていきたいです!

奥村歯科医院 奥村 和基

2019年6月4日火曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年6月

皆様、こんにちは。少し前に某タレントが舌癌という発表をして口腔癌が話題になりました。口腔癌は日本で全癌のどれくらいを占めるかというと1~3%程度、頭頸部癌のうちでは40%になります。
また口腔癌の中で舌が約60%と最も多く、年齢分布は70歳代が30%、60歳代が25%、50歳代が20%、男女比は3対2の割合で男性に多いです。

口腔癌の症状としては硬いしこり、出血、粘膜の変色、長く続く口内炎、リンパ節の腫れなど様々な症状があります。もし、気になる方がいれば、お近くのかかりつけ医にご相談ください。

にのみや歯科
二宮誠司

2019年4月21日日曜日

滋賀くりもやドクターコラム令和元年5月

皆さんこんにちは、今年のGWは稀に見る大型連休となりましたね。休みが続くと生活リズムも崩れて、口腔ケアも手を抜きがちになってしまう方もおられるのではないでしょうか?

「私この間、むし歯を歯医者さんで治してもらったばかりだから大丈夫!」お気持ちはわかりますが、そういう方に知っておいていただきたいことがあります。

「むし歯を治した」というのはどういうことでしょうか?

基本的には歯医者さんでむし歯を治すというのは、悪いところをとってそこを人工物で補填する、という外科的な治療がほとんどです。元の状態に治しているわけではないのです。わかりやすく言えば、腕を切断して再生しているわけではなく、腕を切断して義手に替えているのと性質的には同じです。ただ、その義手がほとんど元の腕と使い勝手に差がないというだけで。ここで大事なのはほとんどの部分です。人工物は各種あり性質、性能さまざまですが、共通している弱点が元の歯との境界部分で、ここにプラークが付きやすいことから再度むし歯になっていくことがよくあります。

つまり、歯医者さんでむし歯を治したところは一度もむし歯になってないところよりむし歯になりやすいのです。それを防ぐためにも、口腔ケアや歯科医院での定期的なチェックをしっかりして自分の歯を大切にしていきましょう。

 

明愛デンタルクリニック
大森 浩之

歯科医師会関連団体へのリンク