2020年4月28日火曜日│くりもやドクターコラム
フレイルとサルコペニア
日本が超高齢化社会に向かっているのはご存知のことと思いますが、高年齢になると、食事量や運動量が減少し、サルコペニアやフレイルという状態に陥りやすくなります。
サルコペニアとは「健常な状態から筋力が衰える状態」でフレイルとは「健常な状態と要介護状態の中間の状態」であり、要介護になる前の状態を示しています。
しかし、これらの状態は適切な食事(主に動物性タンパク質)と運動によって再び元気を取り戻し自立し、健康寿命を延すことができるのです。
そのためには、しっかりと噛める歯と、体のバランスを維持する噛み合わせがとても大切になってきます。
むし歯予防や歯周病予防も大切ですが、それ以上にしっかりとした噛み合わせを得ることが本当の予防なのです。
南草津だいき歯科・矯正歯科 加藤 泰二