2020年7月8日水曜日│くりもやドクターコラム
お子さんの指しゃぶりについて気にされている方もおられるかと思います。
指しゃぶりは、子どもにとっての精神安定剤と言われています。
そのため無理にやめさせると、情緒不安定の原因になってしまいます。やがて他の子どもと遊ぶ機会が増え、興味が外の世界に向き始めると自然に指しゃぶりをしなくなります。
しかし、4歳以降もやめられないと、歯並びなどお口に悪影響が出ることがありますので注意が必要です。
・上の前歯が前に出る(出っ歯)
・口がしっかり閉まらない
・かみ合わせが左右にずれる など
これらは見た目だけの問題でなく、将来、むし歯や歯周病など歯のトラブルにもつながります。お子さんのお口の健康のために、まずは小児科の医師にご相談して、指しゃぶりがやめられない原因を取り除いてあげてください。
また、すでにこのようなお口への悪影響が出ている場合には、私たち歯科医師にお気軽にご相談ください。
ナオデンタルオフィス竹村歯科 竹村尚記