2020年4月1日水曜日│くりもやドクターコラム
【矯正治療の装置について】
歯並び、かみ合わせの矯正治療にはⅠ期治療(小児矯正)とⅡ期治療(成人矯正)があります。治療に使う装置の種類が非常に多いのですが、今回はⅡ期治療の装置についてお話しさせていただきます。
Ⅱ期治療は成人矯正と言っても実際に年齢が成人に達しているというわけではなく、親知らず以外の全ての永久歯が生え揃っていれば成人矯正として治療をスタートしていくことが多いです。平均的には12歳前後に永久歯が生え揃います。Ⅱ期治療では補助的に使う装置の種類が非常に多いのですが、メインで歯を並べていく装置は基本的には以下の3つです。
1.歯の表側につけるブラケット
2.歯の裏側につけるブラケット
3.マウスピース
この中の1つがメインで歯を並べていく装置となり、必要に応じて補助的な装置を併用させていきます。それぞれの装置の得意な、不得意な歯の動かし方があるため十分に検討して決めていく必要があります。
いしかわ矯正歯科 石川敬一